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【日経新春杯・後記】重賞初Vパフォーマプロミス 遅咲き6歳どこまでやれる?

2018/01/15

 GII「日経新春杯」(14日=京都芝外2400メートル)は昇級初戦ながら1番人気に推されたパフォーマプロミス(牡6・藤原英)がゴール前の叩き合いを制して重賞初Vを決めた。6歳にしてキャリア12戦という“遅咲き”は、強豪ひしめく芝中長距離路線で爪痕を残すことができるのだろうか?

 大方の予想通り、ロードヴァンドールが内からハナを奪って5ハロン通過は62秒0というスローペース。パフォーマプロミスはそれをマークするように好位のラチ沿いをロスなく進む。鞍上との呼吸も合って抜群の手応えで4コーナーを回り、直線は粘り込みを図る逃げ馬をゴール寸前で差し切った。

 この日はここまで5勝のM・デムーロ。自身のキャリアハイとなる一日6勝目をメーンレースで達成した。引き揚げてきた鞍上は「強かったね」と興奮気味の第一声。「いいスタートが切れて、いいポジションが取れた。道中は折り合いだけに気をつけたよ。内の馬も頑張ってはいたけど、状態も良かったし、直線まで馬なりだったので外に持ち出せた時は勝てると思った」と振り返った。

 藤原英調教師は「結局、逃げた馬が2着に粘っている中、それをマークする形のレース。注文はつけてないけど、こっちの思惑とジョッキーの考えが一致したね。さすが、ミルコ。100点満点だった」と絶好調の名手をたたえた。

 6歳ながらわずか12戦目、それもオープン入り初戦で重賞を勝つのだから、パフォーマプロミスが相当な能力を秘めているのは間違いない。「中山の前走(グレイトフルS=1着)で強い競馬をしてくれたので手応えは感じていた。デビューが遅くて(サンデーRの)会員さんに迷惑をかけたけど、こればっかりは馬の体調もあるからね。大事に使ってきただけにまだまだ伸びシロはある」と同師はさらなる良化を見込んでいる。

 気になる今後については「まだ具体的にどのレースとは定めていない。短いところにも対応できるけど、長めの距離が合っている」。おそらくは4・29天皇賞・春(京都芝外3200メートル)が今春の大目標になりそうだ。

 今回はやや手薄なメンバーだったのは否めないが、昨年までこの路線で権勢を振るったキタサンブラックはもういない。そして、このタイミングで現れたのが名門厩舎がその才能を認め、GIを目指してじっくりと育ててきた“秘蔵っ子”。その才能が開花したとなれば…。芝中長距離路線のバトンは、前王者と同じ世代のこの馬に受け継がれるかもしれない。
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プロフィール

爺KEN

Author:爺KEN
競馬歴:13年
好きな馬:ディープインパクト
好きな騎手:武豊、ルメール、Mデムーロ、モレイラ、デットーリ、岡部幸雄、戸崎圭太、内田博幸、藤田菜々子

モットー:後悔しない馬券選びをする。