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22:40:56
14日、中山競馬場で行われたGIII「京成杯」(3歳オープン、芝内2000メートル)は、1番人気のジェネラーレウーノ(牡・矢野)が重賞初制覇。これで昨秋の未勝利Vから一気の3連勝となった。2010年の覇者エイシンフラッシュを最後に、このレースの勝ち馬からクラシックホースが出ていないが、そのジンクスを破ることができるかどうか。レースを振り返るとともに今後の可能性を探る。

 大方の予想通り、コスモイグナーツが果敢にハナへ。5ハロン通過59秒7で道中は一切、中だるみのない締まった流れ。ジェネラーレウーノ=田辺は逃げ馬から終始4~5馬身ほど間隔を空けて2番手を追走する。直線で一旦はサクステッドに迫られたが、そこからムチを振ってパートナーにゴーサイン。すると、一気に後続を突き放し、さらには後方から伸びてきた2番人気のコズミックフォースを半馬身封じてゴールに飛び込んだ。

「前走(葉牡丹賞)は逃げて物見をしていたので今回は他馬に行ってもらいたかった。内から主張する馬がいて理想通りの形に。折り合いはついていたし、あとはまくってくる馬に気をつけていた。1頭になっても遊ぶ面を見せなかったのは収穫です。まだ本気で走っていない感じだし、今後の成長が楽しみ」

 田辺は安堵の表情でレースを振り返った。速い流れに巻き込まれず、絶妙なタイミングで追い出した鞍上の好騎乗が光ったが“スローペースの単騎逃げ”といった楽な形でVを飾った近2走とは違い、今回は実力なくしては成し得ない勝ちっぷりだ。

「チークピーシーズ着用が奏功しました。集中して走っていたし、最後も余裕があったから。次はもっと切れる脚を使えるはず」と矢野調教師は課題の克服を確認した。

 見た目には器用に映るが、これまで陣営は常に疑心暗鬼のコメントを発し、気性難は決してウソではない。ただし、そもそもスクリーンヒーロー産駒の大物=モーリス、ゴールドアクターなどは2、3歳時にヤンチャぶりがかなり目立っていたのも事実。それを踏まえてか、ジェネラーレウーノ陣営も焦ることなく、これまで常に1か月以上空けてレースを使ってきた。騎手もうまいが、このあたりは厩舎の采配も称賛されてしかるべきだ。

 この後も間隔を空けて牡馬クラシック第1冠の4・15皐月賞(中山芝内2000メートル)には直行のプラン。その道程は傍流ながら、気がついた時は大物に…レース後、検量室前に戻ってきた堂々たる黒光りする馬体を見るにつけ、そんな予感に包まれた。
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